なぜ日本には酔っ払いが多いのか?

なぜ日本には酔っ払いが多いのか?

¡HOLA!おひさしぶりです、ゆりこです。

ビゴ語学学校の皆さん、このあいだは日本に来てくれてありがとう!私は一昨年スペイン を旅行したときに、「なんて遠いんだ!」ってびっくりしたから、みんながはるばる来てく れたことがとっても嬉しかったです。

さて、そんな私のスペインでの経験をふまえて書きこみしたいと思います。スペインにいた ある日、「どうして日本では酔っ払い(Figure 1)が多いの?スペインではそんな人、ほと んどいないのに」とスペイン人に聞かれたの。

 

 

 

 

「日本人はアルコールの分解酵素がヨーロッパ人に比べて少ないから酔いやすいのだ」 っていう話、よく聞くよね。たしかにその理由も大きいんだけど、実はもっと深い理由があ るんだ。日本人にとってのお酒と、スペイン人を含むヨーロッパ人にとってのお酒の持つ役 割って、かなり違うんです! スペインに行って一番驚いたのは、ワインが安いこと。3ユーロくらいでとてもおいしいワ インが買えて、天国みたいだった。毎晩夜ごはんのときにステイ先のファミリーとたっぷり 飲みながらお話するのも楽しかったな。スペインはブドウがたくさん収穫できるから、ワイ ンも安くたくさん作れるんだと聞きました。いいなあ…。

その一方で日本人にとってのお酒とは何か?…そうです、日本酒です。飲んだことある人 いるでしょうか、お米からできている、少し甘いお酒です。最近ブームになった映画『君の 名は。』で主人公の一人、三葉ちゃんがお米をもぐもぐして作っていたやつです。(Figure 2) 日本人にとってお米は昔はとても大切なものでした。ブドウと同じで天気によっては全然 穫れない年もある。スペインでは主食の炭水化物はパンかお米(パエリアとか)だよね。日 本人にとってお米はお酒の原料ってだけじゃなくて大事な主食でもあるんだ。だから「大事 な主食でお酒を作るんだから、絶対しっかり味わわなければならない!」って考えられるようになった。「しっかり味わう」=お酒の力を全身で感じる=酔っ払うってことなんだけど。

(Figure 3)

そんなわけで、日本人がお酒を飲む目的は酔っ払うことにあるのです。一緒に出てくるお料 理も全部お酒のためのおつまみで、お酒の引き立て役にすぎないのです。 ヨーロッパの人たちは食事にあわせたり、会話を楽しむためにワインを飲むよね。ヨーロッ パの人に美食家が多いっていわれているのも、ワインが食文化を洗練させてきたからなん だって。

このような国ごとの文化の違いが酔っ払いを生み出したり、グルメを生み出したりするん だってさ。今はグローバル化していろんな文化が入ってきてるから簡単には分けられない けどね。

今度スペインに行くときには、酔っ払わない程度にワイン飲みましょ! ではでは、ごきげんよう~。

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